ツレが強迫性障害でありまして…
奥さん(旦那さん)がこころの病気だったらどうしますか?
最近気づいたんですが、うちの奥さん強迫性障害のようです。。(笑)
今のところ、そこまで重症というわけではないので、こんな記事に書いてネタにしているのですが、重症化すると本当に大変のようです。
重症化する前にも、どうにかして、病気を治していかないといけないなというところです。
強迫性障害とは
自分の意思とは反して、悪いイメージが浮かんでしまい、それを振り払うために無意味で不合理な行動(強迫行為)を繰り返してしまうという病気です。
症状はいろいろありますが、たとえば、奥さんの場合の症状をみてみます。
奥さんの症状
一緒に生活していく中でも、以下のようなことに、違和感を感じたことがきっかけで、病気じゃないか?と疑うようになり、ネットで紹介されている強迫性障害の症状にピッタリ当てはまっていました。
・トイレットペーパーの使用量が異常
・手を洗う回数が異常
・手を洗う時、ハンドソープを何プッシュもする
・鍵を閉め忘れてないか何度も気になる
・外出中にものを地面に落としてしまったら、汚いから捨てると言い出す
・雨は異常なほど汚い。という風に思っている
病気なんだと知ったときは、ショックでしたが、なってしまったものは仕方ないので、がんばって治すしかありません。
原因は?
原因は人それぞれのようですが、
奥さんの場合の原因は、家庭環境によるものである可能性が高いです。
その最も大きな原因はお義母さんかなと思っています。。。
思い当る節がいくつかあります。
まず、私がびっくりしたお義母さんの行動のひとつは、
スーパーで買い物して商品をビニール袋に詰める際、すべての商品を個別に、肉などを入れる袋に一つ一つ入れてから大きな袋に入れるという、理解し難い行動です。
コロナの影響とか関係なく、昔からの習慣のようです。
商品が汚く見えてしまってるための行動と思われますが、汚いからといって、個別の袋に入れてわける行為は、意味のない不合理な行動といえます。
奥さんから小さい頃の話を聞くと、こういった不合理な”自分のルール”を、数多く強いられてきたようです。
強迫性障害を治すために
病気になってしまった以上、あとは治すしかありません。
では、どうすれば、この病気を治せるのか。
治療法は?
他のこころの病気と同様に、可能な場合には入院せず、通院しながら治療するのが基本のようです。
強迫性障害の代表的な治療法は、認知行動療法といって、自分がつい日常生活の中でやらないと不安になってしまう不合理な行動(強迫行為)に反する行動を、あえて、意識的に行っていき、強迫行為をしないことに慣れていく方法です。
すごく、原始的な方法のようですが、治療するには通らなければならない道のようです。
認知行動療法は、たとえば、毎回せっけんを使って、何回も手を洗っているところを、せっけんを使う回数を減らしたり、水だけで洗い流したりというように、あえて普段とは違う行動を行います。
認知行動療法の手助けとして、薬物療法などもあり、病院に行けば処方してもらえます。
しかし、病気とわかっていても、病院に行きたがらないことが多いようです。
私も病院に行こうということは提案していますが、それは嫌だという状況なので。。やはり、地道に認知行動療法を促しています。
私が強迫行為に気づいたときには、その行動はおかしいということを少しずつ注意していく中で、本人も病気を自覚し始め、自分で病気に関する著書を購入して理解し、改善しようとし始めているところです。
病気との戦いは、まだまだ始まったばかりです。
最後に
ちなみに、こんな記事書いて奥さんに怒られないのか心配している方もいらっしゃるかもしれませんが、奥さんからは「ネタにしていいよ」と承諾をもらっています(笑)
この問題は、まだまだ始まったばかりで、これから長い人生を二人で歩んでいく中で、地道に夫婦二人で治療していきたいと思います。
そして、病気が完治したと報告できるように、頑張りたいと思います。
もしも、同じように症状に悩んでいる人がいたら、 強迫性障害の著書など、専門的な本を読むなどして、病気への理解を深めることから始め、 無理に強迫行為をやめさせようとせずに、少しずつ強迫性行為から脱していけるように手助けをしてあげてください。