シドニーでマルチ商法に勧誘され、始めてしまった経験からの学び

こんにちは、いくらです。
今回は僕が初めてマルチ商法を始めたときのことについて書きます。

とは言っても、誰も勧誘せずに、2,3週間くらいでやめました。(笑)
しかし、マルチ商法を始める人の心理はよくわかるので、全くマルチ商法をやったことなくて、少しでも知らない人のためになればいいなと思って書きます。

マルチ商法を知る

マルチ商法は昔からある合法的なビジネスであり、儲かる人は儲かるビジネスのようです。しかし、安易に手を出すと損をしてしまうことも多いので、マルチ商法について考え、自分自身で判断することが大切です。

マルチ商法とは

マルチ商法について知らない人は少ないと思いますが、 マルチ商法はWikipediaによると、次のように説明されています。

マルチ商法(マルチしょうほう、multi-level marketing)は、会員が新規会員を誘い、その新規会員が更に別の会員を勧誘する連鎖により、階層組織を形成・拡大する販売形態である。正式名称は連鎖販売取引で、その通称である。表向き合法であるマルチ商法を謳う組織でも、違法となるネズミ講と判断された事例も多い。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%81%E5%95%86%E6%B3%95

違法であるねずみ講とは違って、マルチ商法は合法なので、決して悪いことをしているわけではないので注意しましょう。

ねずみ講はお金のやりとりのみが行われるもので、マルチ商法は、間に何か商品を挟みます。商品を売るために、 会員が新規会員を誘います。
その売られている商品は、広告費や紹介料のような高額の費用が上乗せされて売られているので、実際の商品価値からかけ離れて高い値段に設定されています。

マルチ商法で儲ける仕組みについて知りたい方は下の動画が分かりやすいので、観てみてください。

モフモフ不動産 「 ①マルチ商法の仕組み~儲けるのは大変なので注意!信頼を損ねます。」

マルチ商法との出会いは母

まずマルチ商法との最初の出会いは、実は母がやっていたことでした。最近始めたわけではなくて、ずーと昔からやっていました。(笑)

小学5,6年生くらいの家庭科の授業で、「クーリングオフ」などの消費者金融法とか悪徳商法について勉強しているときに、「マルチ商法」や「ネズミ講」についても習ったのを覚えています。
そのときの家庭科の先生が授業中、 「悪徳商法には十分気を付けてください。」と先生が言っていたような気がします。

同時に、 「マルチ商法で有名なものにA社があります」って言っていて、そのとき、「あ、お母さんがやっている。」とそのとき初めて、母がマルチ商法に関係していたことを知りました。 当時からうちには、A社の商品が家にたくさんあったので、「母さんやばいんじゃね?」と心配に思って、「大丈夫なの?」と聞いたら、「商品の品質が良いから大丈夫」と自信を持っていました。

子供のころだったので、母が大丈夫というなら悪いことじゃないんだろうなと思っていました。

でも、今思えば、もちろん悪いことをしてるわけではないけど、綺麗に洗脳されているんだなという風に感じます。

マルチ商法を一度やってわかったこと

マルチ商法の勧誘と思わせずに勧誘してくる

子供のころからマルチの商品を買っている人が身近にいた僕は、マルチ商法に対してあまり悪いイメージはありませんでした。
何せ、一番身近な存在の親がやっていたんですから。(笑)
そんな僕もつい一年ほど前、マルチ商法の域に踏み入れました。

それはシドニーにいたときの話です。
本来、学生がマルチ商法を行うことは法律で禁じられています。 それはオーストラリアでも同じでしたが、大学は休学していたし、日本の大学だし、大丈夫だろうということで紹介された人には隠して始めました。

Meetupというアプリから、「若者で集まってビジネスアイディアを語り合おう」という感じのテーマで集まるコミュニティを知り、それに初めて参加したときのことでした。

当初そのコミュニティに参加した目的は、英語を使う環境で仕事を探すために、会社を始めたいというビジネスマンと出会い、仕事(インターンorバイト)を紹介してもらうことでした。

そこで、一人のベトナム人と話している中で、
「今やっている健康食品関連の事業の新しいブランチ(支社、支店)を立ち上げることになったから、君の力を活かせる場があるかもしれない。とりあえず、一度事業について話を聴きに来て。」と言われました。

行ってみると、その仲間が5人くらい集まっていて、軽くお菓子を食べながら談笑したあと、事業についてプレゼンをしてくれました。

このプレゼンを聞いて、あ、マルチ商法の勧誘やと気づきました。

お金好きの人は要注意

プレゼンの中で必ず登場するのが、健康商品の説明とともに、不労所得、権利収入の話です。

グループの仲間になって、一緒に不労所得や権利収入で将来悠々自適な生活を送りましょうと語りかけてきます。もちろん、ただお金のためではなく、健康食品を自分が使うことで、自分は健康になり、紹介した人も健康になり、みんながハッピーになるという論理です。

商品の購入や入会に迷っていると、「ちゃんとサポートするから大丈夫」とかいろいろ説得を受けます。

僕自身、株とか不動産とかやりたいと思っているし、お金が大好きなので、この不労所得とか権利収入にはとても興味がありました。
なので、一度くらいやってみたら勉強になるかもと思って、高いお金を払いました。

健康関連商品が多い

マルチ商法は、紹介者が商品を紹介し、売る商法ですが、この商品は「健康に良いこと」を謳うものが多いです。

人間誰しも、健康でありたいと願っています。
先進国のような経済的裕福な国ほど健康志向が高いように、 金銭的余裕がある場合ほど、高いお金を払ってでも健康を買いたい人は多くなります。

しかし、 健康に良い製品を使ったり、服用したりしたからといってすぐに結果が見えるということはなく、実際にその商品によって健康に変化があったかを定量的に測ることは難しいです。

そのため、高価に見合った大した効果が得られない商品であったり、自分で少しも効果を感じなかったりしても、他人のみんなが効果あったと言えばそれを信じて、購入し続けることになるでしょう。

信頼を無くしてしまう

マルチ商法が世間からいいイメージを持たれない一番の理由は、「人からの信頼を損ねてしまうリスクが大きいから」です。

マルチ商法をビジネスとして行うには、人に商品を紹介し、自分のグループに入会させなくてはいけません。

そこで、まず自分が思いつく知り合いの名前を書き出し、その人たちを「お金や健康にどれだけ興味があるかのレベル」を3つに分けて、レベル別に誘い文句を教えられました。これを知ったときは、新たなマーケティング戦略を学んだ気がしました。(笑)

僕の役割は知り合いを、その誘い文句を使って仲間のもとの呼び出すところまで、と教えられました。丁度僕が仲間のもとに連れて行かれたように(笑)

そこから先の勧誘は、先輩方がやってくれるからと。勧誘された側ではわからなかったけど、勧誘する側になって見えるものがありました。


知り合いに商品を紹介するので、当然家族や友人たちの名前をリストに書いていきます。
しかし、知り合いに高額の商品を売りつけることになるので、ここで、やはり躊躇しました。

母は勧誘していなかった

そこで、母にマルチ商法を始めたことを正直に相談しました。
なぜなら、母はマルチ商法の先輩だと思っていたので。(笑)

マルチ商法は信頼を失うって言うし、悪いイメージがあるけど、母はやっているし、「大丈夫でしょ?どう?ぶっちゃけ信頼失う?」みたいなことを聞きました。安心したかったのです。

すると、母の回答としては、「お金儲けようとしてやるのは大変だし、信頼を失うリスクが高い」ということでした。
「でもやってるんでしょ?儲かってる?」と聞くと、
「紹介はしてない。自分で買ってるだけ」と言っていました。

つまり、母は自分が洗脳されて納得して商品を買っているだけで、人に積極的に紹介したり売ったりしていませんので、人から信頼を無くすということは別にないんだろうと思います。あくまでも「健康のため」であって、「紹介して儲けるため」ではないようです。

それを聞いて、なんか怖くなってしまい、最初に購入した5万円分くらいの商品をクーリングオフで返品して全額返済してもらい、誰一人誘うことなくやめることにしました。

まとめ

マルチ商法をはじめそうになったけど、途中でやめたという経験についてでした。
マルチ商法が絶対にだめだという風には言いませんが、
マルチの勧誘はほんとに身近に溢れているので、自分で判断できるようにしておくことが大切と思いました。

シドニーでマルチ商法に勧誘され、始めてしまった経験からの学び” に対して 2 件のコメントがあります

  1. けんし より:

    おれもニュースキン入るところだったわ笑

    1. shimoikura より:

      お金好きだもんな~笑

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